赤ちゃんの安全を考えるあまり、【足痩せをしたいけどやり方が分からない】という方も少なくありません。

妊娠中は筋トレなど、体やお腹に負荷がかかりすぎる運動は個人差もありますが、しない方が良いと言われるのが一般的です。

赤ちゃんの安全を考えたらその通りなのですが、ただ、だからといって体を動かさないというのも危険です。

出産後の回復を早めるためにも、安産に導くためにも体のコンディションを整えておくことは大切…!

さらに妊娠中はホルモンバランスや体の色んな所が変わってくるので、妊娠期間以上に脚がむくみやすく、ママの見た目や時には健康にも影響を与えてしまうこともあります。

ここでは、あまり共有されることのない妊娠中にできる脚痩せ方法について徹底解説していきます！

 

妊娠中に脚が太くなった…！

 

 

 

 

 

妊娠中にセルライトが過去最高に酷く！理由があるんです

妊娠中脚が太くなる理由

普段はまったく太らないのに、妊娠してからすごい勢いでお肉が体に付くといった声もありました。

でも、なんで妊娠中はとくに脚のむくみやセルライトにひどく悩む方が多くなるんでしょうか？

 

心臓に血液が戻りにくくなる

妊娠中は体内の水分量が増えます。

なので、心臓に押し戻す血液量も増えるんですが、妊娠中はあんまり体を動かせずに足のポンプ機能が上手く使えなかったり、赤ちゃんが大きくなるにつれて静脈を圧迫してより心臓に血液が戻りにくかったりします。

とくに妊娠中期〜後期にかけてびっくりするくらい脚がむくむという方が多いです。

 

出産に向けて骨盤が広がるから

出産に向けて、スムーズにお産ができるよう関節や骨盤の動きを柔らかくするべく、ホルモンが分泌されます。

骨盤が広がることで、開いた骨盤に脂肪が付きやすい状態になります。

さらに妊娠中は血行があまり良くなく、むくみやすいため、老廃物と脂肪が合わさったセルライトもこの個所により付きやすくなります。

 

 

足のむくみや太りを放置していると、腰痛の原因にも…！

母体に良い状態ではないので、安全に効率的に解消していきましょう。

 

妊婦さんにおすすめの脚やせクリーム・脂肪燃焼クリーム

妊婦さんは足むくみ対策に脚やせクリームや脂肪燃焼クリームを使っても問題ないの？

そもそもマッサージしても良いのかな？

そんな疑問にお答えします。

 

そもそも足痩せクリーム・脂肪燃焼クリームは胎児に安全？

基本的には医薬品ではないため、妊婦さんでも使えます。

ただし、温感のあるものは公式に妊娠中・授乳中の使用は避けてくださいと記載のあるものもあるので、その場合は使用を避けましょう。＊バンビウォーター・エンダコスメティクス

成分がどうのこうのではなくて、妊娠中はお肌が敏感になっているため、温感力の強いものだとお肌が荒れてしまったりするのが問題です。

妊娠中に使ってもお肌に異常がないのであれば問題はありません。

 

スリミングジェルのおすすめ教えます！

公式に妊婦さんも使用できますよ！と宣言しているスリミングジェルを見つけてきました。

☆顧客満足度97％以上の大ヒット商品☆

スムーセル

2種のスリミング成分と美容成分を配合。

自然由来の原料がメインなので体にやさしいです。

レギンスとのセットになるため、レギンスは産後に活用されるとピッタリですよ！

公式サイト

SMOOCELL（スムーセル）

妊婦さんは足痩せスパッツを使ったらダメです

妊婦さんには足痩せスパッツ・レギンスはおすすめしていません。

 

足痩せスパッツをおすすめしない理由

足痩せスパッツ・レギンスは脚〜お腹周りまですっぽりと覆うものです。

脚は良くても、お腹周りを圧迫してしまうのが問題です。

しかも、着圧スパッツ・レギンスの加圧力はかなり強めなので、ウエストまで覆われると確実に赤ちゃんを圧迫してしまいます。

 

足痩せソックスを着用しましょう

レギンス・スパッツではなく、ソックスを着用してください。

妊婦さんにはこういったウエストを圧迫しない商品をおすすめします。

おすすめ度1：エクスレッグスリマー

着圧強めなのでがっつり、むくみ対策をしたい方に。

 

 

おすすめ度2：メディキュット

着圧は緩やかなのでリラックスしつつむくみ対策をしたい方に。


 

おすすめ度3：アイスマジックスリム

着圧はゆったり目ですが、ひんやり構造なので夏場の使用に。

妊娠中の足やせマッサージは慎重に！

妊娠中の足やせマッサージ・むくみ解消のためのマッサージは普段と同じ要領ではダメです。

子宮を刺激してしまうツボが脚にはあるため、その箇所を避ける必要があります。

 

足マッサージ中に避けるべき箇所とツボ

中でも次の2か所は、足痩せマッサージで積極的に刺激するよう推奨する動画もあり、むやみにまねをすると、危険です。

 

・太渓(たいけい)


くるぶしとアキレスけんの丁度真ん中あたりにあるツボです。

かかと・くるぶし周り・足首の前側半周も子宮・卵巣を刺激してしまう箇所なので気を付けましょう。

 

・三陰交


内くるぶしから指4本分上の箇所にあるツボです。

通常は血行促進に良いと言われるツボなのですが、陣痛を促進させるツボとも言われ、早産につながる可能性もあるため、ここは触らないようにしましょう。

 

その他足痩せマッサージではあまり触れない箇所ではありますが、至陰（足の小指にあるツボ）・合谷（親指と人差し指の間）もむやみに押さないようにしてください。

ご紹介した箇所を避けてもらえれば、妊娠中に足のマッサージをしても問題ありません。

ただしマッサージのためにお腹を圧迫しないように気を付けてみましょう！

手で行う足のマッサージが体制的にキツイ・難しいのであれば、コロコロローラーを使うのも手ですよ！

妊娠中のマッサージでは太もものコリ対策を優先

マッサージするのがしんどいなぁ。できるだけ省エネでむくみを解消したい！

という方は、「太もものコリ」を解消しましょう。

妊婦さんの多くは、太ももが凝っていて、太ももから上に血液が流れにくい方が多いです。

太ももの側面と裏側を指先4本で軽く押してみてください。

痛い！と感じた方は、太もものコリが足太りの原因になっている可能性が高いです。

【太もものマッサージ方法】

 

1：太ももの裏を押す

4本の指で膝裏〜足の付け根までふともも裏側をもみほぐすようにして押していきます。

筋肉を割りほぐすようなイメージで行いましょう。

このとき膝裏には血管が集まっているので、優しく入念に膝裏のコリを取ってあげてください。

 

2：片手をふとももの下・もう片手を太もも上に置き上下からお肉をぎゅぎゅっと挟み締め上げていきます。

丁度動画内のこんな動きです。

これを太もも裏・前・横でそれぞれできる範囲でおこなってください。

体制的にキツイ場合は、手でお肉をもみほぐすようにしても大丈夫です。

 

3：気になる個所は・痛かった箇所は気持ち長めにマッサージ

もしマッサージの途中でお腹が張ってしまったら、マッサージを即中止して、安静にしてください。

 

 

妊娠中でも出来る足痩せの運動

お家で手軽に運動ならこの動画

現役パーソナルジムのトレーナーさん、門脇妃斗未(カドワキ ヒトミ)さんが紹介している動画なので非常に説得力があります。

しかも、動画と一緒に見ながら運動ができるのでとても使いやすい！

毎日のウォーキングもとってもおすすめ

ウォーキングなんて何を今さら！なんて言われそうですが、実は全身の筋肉の80％を使えるという、素晴らしい運動なんです！

実は、私の現役モデルの友人も、妊娠中にウォーキングをできる範囲でしていました。

その結果、当初から望んでいた帝王切開や部分的に切開することもせず、完全に手を加えない自然分娩ができ、なんと産後2か月でランウェイに復帰！

日頃のウォーキングが効いたと言っていましたよ（笑）

 

  • 地面をけるときにふくらはぎ、足首の筋肉を意識する。
  • 足を前方に出すときに太ももの裏側の筋肉をしっかり感じる。
  • 反対側の足は太もも外側の筋肉で膝を伸ばし、前進するときにスネの筋肉を使う

 

といった具合に、筋肉を意識しながらウォーキングをするとより効果的です。

 

マタニティヨガも人気です

ゆっくりと負荷のない運動ができる妊婦用のポーズを取り入れたヨガです。

心と体をリラックスさせ、筋肉の緊張をほぐしたりするには最適。

 

まとめ

妊娠中にできる足痩せ実践方法をご紹介しました。

妊娠中には普段使えていたようなスリミングジェルが推奨できなかったり、マッサージにも注意が必要だったりするので普段以上に慎重に対応していきましょう！

禁止事項をしっかり押さえれば、足やせ・体調管理にもきっと役立つはずです。

決して無理はせずに、少しでも楽しめる充実した妊娠ライフのお役に立ててもらえたら嬉しいです！